クビキリサイクル
ゲームしてないし、そしたらどうしても書くネタが浮かばなくて、ふと見てみると3月くらいに読んだラノベの感想のメモがあったので、ちょっと書き直した上で貼り付けてみます。
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/07
- メディア: 新書
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いや、ミステリとして見た場合、使われているトリックそのものは、他愛ないというか、使い古されてるというか、なしか大したことないんです。それなのに、その使い方にまぎれもない非凡さがある。素材の質が大したことないのはわかってて、その調理方法の探究に全力を尽くしたというか。目新しいアイデアなしで、よくここまでのものができるもんだ、と感心しました。
まあ、主人公の設定が「戯言遣い」であることを考慮しても、ミステリとしてちょっとお約束違反かな、と思うところがないではないですが(ギリギリセーフを狙ったのではないか、と思えるところがあったのだけど、個人的には釈然としなかった)。
って、ミステリの感想って、ネタバレないように書くの、難しいですね。あまり感想をこうやって書くのには向かない分野かも。
ところで、一巻であるクビキリサイクルには出てこないんですが、主人公「いーちゃん」の住んでるアパートの位置は、昔親戚が住んでたところとほぼ同じか非常に近い場所(千本中立売付近)だったりします。なんか、むやみに親近感わくな…。