俺の屍を越えてゆけ

俺の屍を越えてゆけ PS one Books

俺の屍を越えてゆけ PS one Books

amazonPS ONE BOOKSだけど、オリジナル版は99年の発売らしく。20世紀ですよ、前世紀ですよ、世紀末発売ですよ。
というわけで、旧作を見直してみよう緊急逃避企画第一回です。第二回の予定ないけど。
いちおうPS2でプレイできるとはいえ、ハードが違うとプレイする前から苦労するもので。まずPS1のメモリーカードが行方不明だったりして…。やっとのことで見つけたら見つけたで、地雷的過去(自分が残したセーブデータ)を見せ付けられることになるし。これがまた、おそらく二度とプレイしない(っていうかソフトのほうがが行方不明だったりする)ってのに、なぜか消せなかったりします。過去もまた自分、ということなのかも。
でもまあ、いくらなんでもこれはいらん、というのもいくつかはあって、そういうのを消して、ようやくプレイできることになりました。
で、プレイしてみたんですけど、しかし、まあ、うーん、これは、どうなんだろ…?
リアルタイムで8年前プレイしてれば、そこそこハマったかもしれないです。けど、今プレイすると、当時なら気にしなかっただろうアラがいっぱい見えちゃう感じですね…。
たとえば、アナログ未対応でカクカクとしか動けなかったり、どうでもいいところでロード時間が長かったり。当時のゲームとしては特に欠点でもなんでもないことで、今の目から見ればそれは欠点だ、というのはアンフェアだとは思うんですが。
で、そういうストレスだけじゃなくて、旧作をあえて今プレイしてるという気負いから来てる面もあるんでしょうが、どうしてもゲームに上手く入り込めず、なんか醒めた目で見てしまいがちでした。
このゲームは、イベントをプレイヤーが自分で作り出す(その材料はわんさかある)というコンセプトなので、ゲーム自体が用意するイベントはない状態がわりと長く続きます。そういうとこで上手くゲームに入り込んでないと、特にやることがないけど次世代のために戦勝点(経験値)稼ぎに行かなくちゃいけない、という作業だけが残ることになっちゃうんですね。そんなふうに見えてきちゃうと、プレイは結構苦痛になります。なんていうか、やりたいことをやりつくした後のガンパレードマーチみたいでした。結局、最後までプレイはできず、投げ出すことに…。
結論としては、もっと早くプレイしとけばよかった、という感じでしょうか。悪いゲームとは思わないけど、出会い方が悪かった。
そういえば、数年前タクティクスオウガをプレイしたときも、確か似たような印象でした。いいゲームだとは思うんだけど、今プレイしても入り込めないっていう感じ。
結局、今日の結論としては、ゲームって案外賞味期限というものがあるんですね、ということで。
で、だったら早くリトバスやれよ、となるわけですか。まさかこんな風なオチになるとは、意外でした。
実際、ネットを徘徊してるとネタバレ地雷っぽいものに出会うことがボチボチ出てきた感じ。早くやんないと、と気ばかりが急いていく…。