涼宮ハルヒの驚愕

前作「分裂」から4年。
待ってたかって言われると、
最初の数ヶ月除いてそこまで待ってたわけでもないんですが、
それはそれとして、出れば無視はできないわけで。
買えば買ったで、割と一息に読みとおしました。


4年も間があいてしまったということで、
ちょっと「分裂」で広げすぎた風呂敷を上手くたためていないような印象を
感じなくもないんです。
特に、佐々木団の話なんかは、
ちょっとそれはどうなのというオチ。
「分裂」が思わせぶりだったうえに、
物語的にキリの良くないところで切れてたということも大きいんでしょうけど…。


全体的に、佐々木スキーとしては、ちょっともやっとな印象…かな。
でも、特典の小冊子でおなかいっぱいなので、
まあいいです。