めもらるクーク 〜世話焼き悪魔と生真面目悪魔〜

とあるツテから借りてきた一品。あの丸戸史明が同人で書いたというラノベの、2巻です。じつは1巻は読んでなくて、読んでみたいんですが、現状どうやら入手困難みたいで…。
2巻の内容ですが。オカルトの話題になったとたんに「な、なんだって〜!?」という相槌が出てきたり、教会の天井にはなぜかバケツが仕掛けられてたり、機関車トーマス銀河鉄道化したり。
なんていうかまあ、よくここまでのパロディネタを…。こりゃ、商業では無理だわ。しかも、妙に古いネタも混じってるし…。
あと、やっぱりかけ合いの面白さは別格ですね。小説という媒体で画像や音声を使えない分、威力は落ちてるんですが、それでも十分な破壊力です。
個人的に引っかかったのは本編。1巻読んでなくて基本的な設定よくわかってなかったせいか、なんかよくわからなかった感じです。2巻から読んでるのが悪い、と言われれば、それまでなんですけど。