だんじょん商店会 〜伝説の剣はじめました〜

祝! だんじょん商店会PSアーカイブス化!


制作会社がゲーム事業撤退しちゃったんで、
アーカイブスさえ望み薄だろうと思ってたんですが、
潰れてさえいなければどうにかなるもんなんですね…。


というわけで、
アーカイブス化記念として、
昔プレイしたときに作った攻略メモを
ちょっと加筆修正してアップします。
ラスボス攻略とかエンディング分岐条件とか、
ちょっとマニアックです。


実はほんのちょっとだけ未確認情報が混じってる
(騎士団のエンディング分岐条件とか)
ので、もし間違いがあれば、コメントいただけると助かります。
(11.11.3追記。騎士団のエンディング条件やっぱり間違ってたみたいで、修正しました)



1.各グループの特徴


このゲームでは、
いろんなグループとパーティーを組んで
ダンジョンを攻略していくことになるのですが、
いろんなパーティーをちょっとずつ育てるより、
一つのパーティーとずっと添い遂げた方が楽です。


ただ「最後のカード」のシナリオが始まると、
一時的に(初回クリアまで)、
交流値の低い
(交流値はレベルを上げることでも上がる。大体レベル28が目安)
グループは仲間にできなくなってしまいます。
そこにこだわる人は、
全てのグループをレベル28まで上げましょう。
店でサービスして交流値上げるよりたぶん楽です。
ただ、後述するようにラスボス戦がつらくなるので、そこはご用心を。


というわけで、
どのグループをメインにするかの参考のために、
各グループの特徴をちょこちょこ。


勇者グループ


万能型のアスカ、回復役のジュド、
魔法使いのヤッコフと、バランスの取れた布陣。
さすが勇者です。
強いて言えばヤッコフの打たれ弱さが気になる程度。
唯一にして最大の欠点は、
王道すぎてつまらないこと、かな。


騎士団グループ


体力の低いキャラがいなくて、
穴のない布陣が持ち味。
力押しでずんずん進めます。
しかしそれは、つまり回復専門職がいないということでもあって…。
全く回復できないわけではないのですが、手段は不足しがちです。
脱出魔法を使えないこともあって、
どうしてもアイテムに依存しなきゃなんなくなるので、
そこがキツいといえばキツいです。


研究家グループ


どちらかといえば魔法系のキリールはまあ仕方ないとして、
スカピンの打たれ弱さは一体何なんでしょう。
戦闘には不向きという設定なんでしょうか。
正直、スカピンだけでなく全般的に弱いです。
まあ、見るからに戦うのが本職ではない感じなのですが。


伯爵グループ


魔族系の回復としては、ベノムを使えということなんでしょうが、
ベノムって移動中に使えないんですよね…。
おかげで、キュティにパーティの生命線としてのありがたみがあまりなくて、
単なる打たれ弱いキャラに思えてしまいます。
それがそのまま全体としての戦力に響いてしまっている感じです。


Vハントグループ


他のグループに分けてやりたいと思うほど、
回復手段が充実してます。
見かけによらず、ガブリンはちゃんと戦士だし。
脱出魔法がないこと以外、
能力的にはほとんど文句付けるところなしです。
ただ、キャラ的に面白くないのが致命的な欠点。
ミカリンガブリンにもうちょっときちんとした設定があれば…。
マスコット的なかわいさだけじゃなく、もうちょっと何か…。


女盗賊グループ


レベルが上がって回避力がモノ言うようになれば、結構強いです。
「盗む」を使ってのアイテム集めとかも、使い勝手いいです。
ただ、体力と防御力は低くて、
ガーネットですら全体から見ればHPは低い方。
守勢に回ると弱かったりします。
脱出魔法が使えないので、引き際はわきまえて。


獣人グループ


全体的に体力が高め。
打たれ弱いキャラがいないのはプラス要素です。
反面、いちおう回復役はいるのだけど、
あんま魔法に向いたステータスじゃなくて、
回復手段に不足を感じることが多いです。
あと、攻撃力が低いです。
というか、実はさりげに戦士系のキャラがいなかったりします。
まあ、致命的なほどひどいところはないので、
使いやすい方だと思います。


魔法使いグループ


攻撃力皆無のチェルシーと、防御面が全くダメなウィル。
さらに、全キャラ中でも最も打たれ弱い部類に入る二人なのに、
唯一の二人パーティー
レベルをかなり高めにしておかないとまともに戦えないです。
階層+5位のレベルにしてても、
クリティカルで一撃死なんてザラ。
魔法使いとしては優秀なんですが、
正直キャラへの愛がないとしんどいかと。


とか言いつつ、実はファーストクリア時の仲間はこの二人だったりして。
こういう初々しいカップル萌え。


魔王グループ


能力は全般的に高め。
魔法使い系のラヴァも、そんなに打たれ弱くないです。
でも、初歩的な回復術を誰も使えないのが地味に痛い…。
真夜中しか酒場にいないこともあいまって、
意外と使い勝手がよくないです。
伯爵グループにも言えることなんですが、
べノムが移動中に使えればよかったのに…。


ドラゴングループ。


バランスが取れてかなり強いです。
普通の回復も使えて、毒でも回復というのも強み。
脱出魔法がなくて、回復手段もちょっと心もとないけど、
体力が低いキャラもいないので、よほどのことがなければ大丈夫。
そんな彼らの欠点は…パーティー組めるようになるのが遅いということ。
手段知らなかったら、ドラゴンが出てくるころになるので、
そこでレベル1から育てるのはちょっとしんどいです。



2 ラスボス攻略


一緒にいるグループによって、
ラスボスが変わる場合もあるのですが
(たとえば魔法使いグループだと大幅に弱くなる)、
だいたいは魔王と戦うことになります。


実は、この魔王のステータスというのが、
パーティーの平均レベル依存なのです。


するとどうなるか…。


普通に一つのグループとずっとパーティーを組んで
一緒に成長してた場合は問題ないです。
でも、いろんなグループをまんべんなく育ててて、
その結果、ずっとパーティーにいるサララのレベルだけ
突出してしまってたらどうなるか…。


サララ以外の3人のステータスの割に、
魔王が超強化されてしまうということに…。


そうなると、
 サララ以外全く戦力にならない
→サララ以外あっという間にやられる
→サララにステータス異常
→タコ殴りでサララもやられる
というパターンが頻繁に起きるようになります


だから、できれば一つのパーティー
一緒に成長する方が攻略は楽になるわけです。


とはいえ、全パーティーまんべんなく育ててしまった場合は、
もはや手遅れです。
こうなるともう、
基本的にはサララ以外使い捨ての気分でやるしかないです。
下手に全員生存とか狙うと、
かえってヤバいことになることが多いです。


具体的には、
全体回復ができるキャラは全体回復。
オウガド、ヨロイドが使えればサララにそれ。
誰がいてもじきにやられるのは仕方ないので、
味方がやられる前に
できる限り眼か腕のどっちかは始末するようにします。


味方がいなくなる前に眼か腕がいなくなってしまうと、
だいぶ楽になります。
味方がやられた後、回復はアイテムに頼ることになるので、
いちごチョコとか銀のたてごとを用意しておいて、
あとは持久戦です。
ステータス異常さえ喰らわなければなんとかなると思います。



3 ラスボス一人撃破。


サララ一人だけがレベル突出してる場合を、
さらに極端にしたのがサララ一人魔王撃破。
魔王のステータスを下げてくれる捨て石がいないので、
さらなる茨の道になります。


それでも、レアアイテム「魔珠」を手に入れる
たった二つの方法の一つですし、
もう一つの方法も非常にめんどくさいので
仕方ないです。


大体レベル80くらいあればなんとかなりますが、
眼も腕も健在のときにステータス異常を食らったら、
そのまま終わることが多いです。
まあ可能性はそんな高くないし、
防ぐ手段もないので、食らわないことを祈ります。


魔王本体は、
攻撃してもギガドレインで回復されてしまうんで、
後回しにします。
氷のまなざしは怖いけど、
状態異常にならないことを祈ります。


回復は、いちごチョコの回復力に合わせて、
大体200切ったら行います。
いちごチョコがなくなった場合は、
300台になったら銀のたてごとを使用。
必然的に攻撃に回れるターンが少なくなるので、
いちごチョコ多めに持っていくのがオススメです。


そんでもって、
まず倒すのは、万が一の石化が怖い上に、
魔法の破壊力もある眼のほう。
眼を倒したら危険性は一気に低くなります。
次は一発の破壊力の大きい腕。
腕も倒せば、純粋に攻撃力の高い攻撃は少なくなります。


といっても、ギガドレインがきつくて、
攻撃が当たらないことも多いので、
相手の体力はなかなかけずれません。
正直MP切れ待ちです。


魔王がアブソーブすらMP切れで使えなくなれば、
ギガドレイン来なくなるので、ほぼ勝ちです。


実際に勝ったときは、
いちごチョコ10個(うち1個はラスボス前に使用)
と銀のたてごとで勝てました。
レベルが80と高かったこともあるんでしょうが、
MP回復アイテムはいりませんでした。



4 エンディング分岐


ゲーム中でもマナがヒントをくれるんですが、
エンディング分岐があるグループとないグループがあって、
勇者、騎士団、魔法使い、研究家、伯爵には
エンディング分岐が存在します。


騎士団、研究家は、わかりやすいです。
要するに、恋の行方をどうするか。
具体的には、ほうきシナリオで小鳥を捕まえてきた後、
ライアットに渡すかどうか。

(11.11.3追記。ほうきシナリオの結末は関係ないです。
 中庭でのライアットと姫のイベントを見るかどうかだそうです)
媚薬シナリオでスカピンとマルローニのどちらにほれ薬を渡すかです。


ただ、割と序盤だったりすることもあって、
両方見るのはかなりめんどくさいです。


勇者の分岐は、
全ての古文書を研究所に売った後、
夜の酒場で酔っ払うジュドを見るかどうか。
ラス前くらいでも余裕で調整できます。


魔法使いはラスボス直前で分岐があるので全く問題なし。
ウィルの願いをかなえてもらうか、
チェルシーの願いをかなえてもらうか。
ちなみに、サララの願いをかなえてもらうことはできません
(それは難しいとかごねられて、選びなおしになる)。


伯爵は…実はVハントグループのエンディングが
伯爵のアナザーエンドです。
というわけで、Vハントグループには
まともなエンディングがないという…。


あと、個別グループのエンディングとは別に、
アイテム全収集して大鍋の中で起きるトゥルーエンドがあります。


いくつか非常に入手困難なのがあるので、
一体プレイヤーの何パーセントが
ここまでたどり着けるのかと思うのですが、
印象的なエンディングで、必見です。